１８年前、僕が初めて修行したお店に

一人の女の先輩がいました。

「ちかさん」

それから、ちかさんが寿退社するまで公私共によく面倒を見てもらったなぁ。

悩みの相談もよく聞いてもらって。。

僕と同年代の後輩が４人もいたんで大変だっただろうな・・。

みんなのお姉さんでした。

お酒が入ると真っ赤になって怖い先輩がかわいく思えました。

そんな先輩から今も家で取れた枝豆やらなんやら送って頂きます。

まだまだ何にも出来ない僕は、シェフから「りんごの皮むきやっとけやぁ」
と言われ、必死に早くやろうと頑張ってると、ちかさんが「しんちゃん、そりゃあかんわ。どれ」っといって皮と身を計りに乗せて、「ほら、皮のほうが重いやんかぁ・・・きゃはははは」と笑い飛ばされたのを今でも思い出します。

ちかさん、それから今でも、ピーラーを使わずにりんごだけはぺティで皮むきやってます・・・。

上手になったでしょ・・・。（当たり前か・・・）