おはようございます。。


友人に懐かしい写真が出てきたのでメールで送った。。

彼はそれを見てフェイスブックに想いを綴ったので。。











昔、同僚だった友人から写真が送られてきた。
１９９０年、神戸の修行時代、当時、関西で一、二を争うレストランの名店、「ジャンムーラン」の頃の。。。。。


現在、オーナーシェフであった美木シェフは引退し、その店は存在しないが、本当にあの頃が今の自分を作る場になった事は間違いない。
私は、そこのお菓子屋部門にて働いていた。
この写真は将来を夢見て「気張った」ような写真(笑)
彼とは、もう２０年以上も会っていないが、こうしてＦＢで繋がり、たまに話が出来る。
当時は自分の将来も見えず、ただ我武者羅に仕事をし、将来の為にフランス語の勉強や休みの日は、毎週のようにお菓子屋を巡っていた。
自分で店をやる事さえ、考えられず、ただ美味しいお菓子を目指し、貪欲にフランスの事を書物から学び、フランス料理を食べれるように、フランスに行けるように最低、毎月５，０００円でも貯金をしていた事が懐かしい。

バブル経済の最終時期、しかし我々のような修行の身は月給６万円からスタート。
「バブルって何？」という、何も知らず、勿論、恩恵もありませんでした。ただ、神戸は観光客で毎週、ごった返していた事は覚えている。

３ヶ月、無休の連勤も苦にならず・・・・・。

今の若い子達は「もう８連勤」とか、ＦＢなどでほざくが・・・・・・。
ジャンムーランは、本当に凄い店で当時、東京や遠方からもお客様が来ていた。（今なら普通ですが簡易で安価に移動できる時代ではなかった）

今のように情報が手軽、移動も手軽、価格競争の市場ならば我々も、もっといろいろ出来たような。
しかし、今のような世の中じゃなくて良かったと思う。恵まれた環境に気付けずに過ごす事で自分の成長も遅いし不幸にも思えるから。
この写真が送られ、あの当時を思い出し、今の世の中と比べる事が出来た。
信ちゃん、ありがとう！！！
唐津に行きたいバイ(-_^)



ホントにガムシャラでした。

毎日朝５時から早くて夜の８時まで。

レストランのデザート追加などあればそれから・・・・

その中でも楽しみを見つけて・・・・

今の僕を見て今いる立場に「ジャンプ」したように思ってる人もいるかもしれないが、若いうちは怒鳴られ、蹴られ、叩かれ（笑

何度も何度も逃げ出したくなった。




お金をもらって働くことは「努力」ではなく「仕事」。

他の人が寝る時間、遊ぶ時間に勉強することが「努力」。

よく先輩方に言われた言葉。

今は心からあの時、頑張ってよかったと心から思える。


彼の店は「シェ・シバタ」

岐阜、名古屋の有名店。

海外にも数店舗構えるまでになってる。。

従業員も大勢抱えて・・・

伝えるのも大変だろう。


柴ちゃん、ありがとう！！